大谷吉継くんの日記

大谷吉継くんの日記:第54回 忠興元気で留守がいい。

読むのにかかる時間:約1分54秒

細川忠興

戦国28年11月16日 今年の四月、太閤殿下の命で日本軍は朝鮮に侵攻。 朝鮮奉行の石田三成と私は、日本軍監察のため今年七月に朝鮮に渡った。ちょうどその頃、朝鮮を救うべく明の祖承訓の軍が小西行長籠る平壌城を攻撃。 小西はこ… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第53回 宗茂くんと小早川先輩を信じてみよう!

読むのにかかる時間:約2分9秒

立花宗茂と小早川隆景

戦国28年5月6日 文禄の役において、小西行長籠る平壌(ピョンヤン)城が、提督・李如松(り-じょしょう)率いる明軍四万に攻撃された。 小西は平壌からソウル日本本営・漢城まで敗走。しかも李如松が追い駆けて来て、明の大軍がこ… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第52回 ナルアルネ!

読むのにかかる時間:約2分13秒

石田三成、大谷吉継、小西行長、謝用梓、徐一貫

戦国27年11月27日 太閤殿下の命で第一軍の小西行長が朝鮮の釜山に上陸。 小西は破竹の勢いで北上し、ソウル、平壌(ピョンヤン)までも制圧した。 その一か月後、私は朝鮮奉行として石田三成と共にソウルに着陣。 その直後、朝… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第51回 小西行長と沈惟敬の危険な和平プロジェクト

読むのにかかる時間:約2分12秒

小西行長と沈惟敬

戦国27年7月15日 太閤殿下の命令で日本は、朝鮮・明国連合軍と一年ほど戦争していたのだけど、去年の秋ごろ(文禄二年八月)から、日本軍が次々と朝鮮から帰国、休戦モードに入っていた。 しかしこのたび殿下は来日した明使に、明… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第50回 刀狩と流し雛

読むのにかかる時間:約1分48秒

流し雛

戦国27年3月3日 関白秀吉様の刀狩令が発布されて二年。 反豊臣の一揆の解体を進めていた上杉景勝軍は、出羽の仙北(秋田県横手地方)で、一揆方の武器を没収していた。 出羽奉行で上杉軍を監察する立場にいた私は現地で、これらの… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第49回 ほっこり祭り2014 君の悪友

読むのにかかる時間:約1分17秒

大谷吉継

戦国26年10月23日 朝鮮の役の最中、私は今年もハロウィンこと、ほっこり祭りを開催するつもりだ。 まことに不謹慎。 けれど君の悪友としては、まことに不謹慎くらいがちょうどいいだろう。   君から友になってくれ… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第48回 君が見えない

読むのにかかる時間:約1分15秒

雨

戦国26年8月27日 今、戦国武将の多くは、豊臣の領土的野心の為に朝鮮でいくさを繰り広げている。 彼らの士気を高める為に太閤殿下は、朝鮮への渡海を強く望まれた。 しかし殿下の側近である浅野長政が自分の首をかけて殿下に諌言… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第47回 ほっこり祭り2013 信濃のモンスター

読むのにかかる時間:約1分56秒

真田昌幸

戦国25年10月30日 今年も越前の私の屋敷で、ほっこり祭り(ハロウィンのこと)をやることになったけど、みんな仕事が忙しいらしく、遊びに来たのは肥後国の小西行長だけだった。 私はかぼちゃのお化けに扮し、小西は魔法使いに扮… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第46回 君と私と干鰯(ほしか)と

読むのにかかる時間:約1分32秒

大谷吉継

戦国25年5月22日 「大谷、聴いてくれ。」 と日向・大熊・薩摩の検地から帰ってきた石田三成は、目を輝かせて私の国、越前にやって来た。「まあ、入って。」と私は三成に屋敷の中に入ってもらった。 「九州地方の一部では最近、干… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第45回 ほっこり祭り2012-You and Me

読むのにかかる時間:約1分33秒

大谷吉継

戦国24年10月28日 今更かぼちゃのお化けに変身した所で君は驚かないだろうし、 僕だって君からの甘いキャンディーが欲しいわけじゃない。 異国の祭りにほっこりする程、君も僕も暇じゃないんだ。 君は僕がどんなに五奉行になり… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第44回 「いいね!」

読むのにかかる時間:約1分22秒

石田三成,見込打ちとは検地に於いて田んぼを長方形に測ることを言います。

戦国24年8月8日 海の向こうの遠い国の人が、「いいね!」という共感の可視化を可能にしたボタンをこの国に運んできたよ。 君の共感が欲しい私は、早速「いいね!」ボタンをひとつ、自分の陣羽織に取り付けてみた。 けれど君はそう… [続きを読む]

大谷吉継の日記:第43回 ほっこり祭りⅢfeat戦国王子

読むのにかかる時間:約1分50秒

大谷吉継

戦国23年10月31日 今日は戦国ハロウィンだけど、戸田くんと平塚くんは忙しくて今年は参加できないらしい。暇人な小西行長だけが魔女に扮して熊本から福井のうちにやって来た。 「このコーン何。」と小西が私の作った戦国塩ラーメ… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第42回 コーンのうきわ

読むのにかかる時間:約1分21秒

大谷吉継

戦国23年9月29日 今日は戸田くんと平塚くんがうちに遊びに来てくれたので、私は自作の戦国ラーメンをふるまった。 「はあああ!どうしよおお!」私は戦国塩ラーメンの前でうなだれた。「どうしました、大谷先輩。小早川金吾殿みた… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第41回 めだかといくら

読むのにかかる時間:約57秒

大谷吉継

戦国23年7月22日 小さい頃からめだかを見る度に、この子はいつ大きくなるのだろうと思っていた。永遠に大きくならないことを知ったのは、はたちも過ぎた頃。 小さい頃からいくらは、いくらという赤い丸のままだと思っていた。大き… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第40回 ほっこりの意味

読むのにかかる時間:約1分9秒

大谷吉継

戦国23年6月5日 ほっこり [副] 1 いかにも暖かそうなさま。ほかほか。「―と暖かい綿入れ」 2 ふくよかなさま。 3 つやがあって鮮やかなさま。 [名]ふかしたさつま芋。 「―買うて喰うてござるも」〈滑・膝栗毛・八… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第39回 ごめんね。

読むのにかかる時間:約55秒

大谷吉継

戦国23年4月27日 きっと私は間接的に取り返しのつかないことをしてしまった。けれど謝ることを許されたなら、私はどこに何に向かって謝ればいいのだろう。 わからないまま私は、ごめんね、ごめんねと、赤ちゃん牛を紙に描いた。 … [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第38回 大谷ほっこり哲学

読むのにかかる時間:約27秒

大谷吉継

戦国23年3月19日 そんなに苦しいのなら、がんばらなくてもいいんだよ。 自分に欠けているものを探して見つけては、自分を変えなきゃなんて思う必要もないんだよ。 そんなに苦しいのなら、がんばらなくてもいいんだよ。 あれこれ… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第37回 明けましておめでっとう!

読むのにかかる時間:約1分19秒

大谷吉継

戦国23年1月6日 私は初詣に行きそびれていたので、小西行長と戸田くんと平塚くんも誘って、私んちの近くの神社へ今日、お参りに行った。 お賽銭を投げ、手を合わせ、私は神様の前で「石田三成のキツネ目が怖いので、もうちょい垂れ… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第36回 ほっこり祭りⅡfeat日本一のキリシタン

読むのにかかる時間:約1分39秒

高山右近

戦国22年10月31日 先日から持病が重く、私は床にふせていた。そんな私の見舞いに、戸田くんと平塚くんがやって来て、うちの屋敷をハロウィンの飾付けで華やかにしてくれた。「大谷先輩、今夜は寿司でお祝いしますか。」「寿司でお… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第35回 治部醤油と刑部醤油

読むのにかかる時間:約1分19秒

大谷吉継

戦国22年9月24日 「世間じゃ私のことを、刑部少輔(ぎょうぶしょうゆう)って官名で呼んでくれる人もいるのだけど、私自身は先日まで刑部少輔を、刑部醤油だと思っていたんだよね。漢字間違えてた。」 と私はうちの屋敷に遊びに来… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第34回 I want to 同調!

読むのにかかる時間:約51秒

大谷吉継

戦国22年8月4日 私をこの夏、 太閤検地に連れて行って。 石田三成! 「海とか祭りじゃなくて?」と私の屋敷に遊びに、熊本から来た小西行長が眉を八の字に曲げた。 「太閤検地しに、いつか石田三成と全国を飛び回りたい。」と私… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第33回 孤独の糸

読むのにかかる時間:約55秒

石田三成と大谷吉継

戦国22年6月7日 石田三成と私を繋ぐものは何だろう。多分、耐えがたい孤独なんだと思う。 三成は、相手が大大名や、豊臣恩顧の武功派であろうと、間違っていると思えば、臆することなく意見する。そして彼等は、我が物顔で豊臣家の… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第32回 熱く語る三成

読むのにかかる時間:約1分26秒

大谷吉継

戦国22年5月3日 今日は、戦国GWの休みを取った戸田くん、平塚くん、小西行長と、なんと石田三成まで私の屋敷に遊びに来てくれた。私は彼らに、初鰹や酒を豪勢に振舞った。そんな席で、 「鷹狩りが趣味とか言ってる、徳川家康と伊… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第31回 石田三成に過ぎたるもの

読むのにかかる時間:約18秒

大谷吉継

戦国22年4月1日 石田三成に 過ぎたるものが二つあり 島の左近と佐和山の城 という三成への揶揄(やゆ)が最近、大坂城下で飛び交っているらしい。それにしても、この過ぎたるものの中に、 何故、大谷吉継が入っていないのだろう… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第30回 初詣

読むのにかかる時間:約1分22秒

大谷吉継

戦国22年1月2日 今日は、友達の戸田くんと平塚くんと小西行長と一緒に、私のうちの近くの神社へ初詣に出かけた。 「嗚呼、お正月だというのに、どうして今日も三成は仕事なんだろう。ここに三成がいないのが残念だ。」と私はお賽銭… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第29回 かぐや姫

読むのにかかる時間:約1分12秒

大谷吉継

戦国21年11月20日 体調が少しよくなった私は、屋敷を増築することにした。ここ最近、家臣が増えたからだ。増築する場所は、自分ちの敷地内の竹林。今日、増築の手伝いに来てくれた小西行長を、私はその竹林に案内した。 「今日は… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第28回 ほっこり祭りⅠfeat日本一の頭でっかち

読むのにかかる時間:約1分34秒

石田三成

戦国21年10月30日 先日から持病が重く、私は床にふせていた。そんな私の見舞いに、戸田くんと平塚くんがやって来て、うちの屋敷をハロウィンの飾付けで華やかにしてくれた。「大谷先輩、今夜は寿司でお祝いしますか。」「寿司でお… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第27回 小西の大事な祭り

読むのにかかる時間:約1分23秒

大谷吉継

戦国21年9月28日 今日は友達の戸田くんと平塚くんが、取立てのかぼちゃを持参して、私の屋敷に遊びに来てくれた。「大谷先輩、五奉行選、残念でしたね。」と戸田くんは、五奉行になれなかった私を励ましてくれた。 「私が落選した… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第26回 五奉行選の賄賂

読むのにかかる時間:約1分19秒

大谷吉継

戦国21年8月28日 今日は、お寿司やしゃぶしゃぶを用意して、友人の戸田くんと平塚くんを、私の屋敷に招待した。「こんな立派な馳走、ありがとうございます。僕かあ、幸せもんっす。」と平塚くんは泣き出した。あらあら。私が平塚く… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第25回 エアマニュフェスト

読むのにかかる時間:約1分1秒

大谷吉継

戦国21年7月31日 私の屋敷に、小西行長が遊びに来てくれた。小西は私の机の上の書き物を見て、「ポエムでも書いているのか。」と尋ねた。 「エアマニフェストだよ。」と私は小西に冷たいお茶を出した。「意味がわからないんだけど… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第24戦国YKK

読むのにかかる時間:約1分12秒

大谷吉継

戦国21年6月26日 小西行長が私の病のお見舞いに来てくれた。小西が私の机の書きモノを見て「またポエムでも考えているのか。」と言った。 「違うよ。戦国YKKについて考えているんだ。」と私は答えた。「何それ。」「現代のYK… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第23回 石田三成ばかりだったら

読むのにかかる時間:約59秒

大谷吉継

戦国21年5月30日 私の友、石田三成は、いくさに出れば、 平知盛のように、勇猛果敢に戦い、 平時の時は、後醍醐天皇のような、 おごそかで清楚な、たち振る舞い。 この世が、石田三成ばかりだったら どんなに平和だろう、と私… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第22回 ほっこりの季節

読むのにかかる時間:約1分6秒

大谷吉継

戦国21年4月11日 私はまた、太閤殿下の命で、殿下に牙をむく大名の息の根を止める為、地方に赴いた。しかしなかなか倒せない。そこで共に戦っている、石田三成と小西行長と私で、作戦会議を開いた。 三成と小西が激論を交わしてい… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第21回 河童が人間に恋する話Ⅱ

読むのにかかる時間:約1分22秒

大谷吉継

戦国21年3月16日 太閤殿下の命で、地方のいくさに私は赴いた。いくさが始まり、お味方優勢。後方部隊の私は動くことなく暇だった。そこで今執筆中の「河童が人間に恋する話」の原稿を懐から取出し、私は続きを書き始めた。 かぼち… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第20回 大谷画伯

読むのにかかる時間:約58秒

大谷吉継

戦国21年2月6日 今日は、友達の平塚為広くんと戸田重政くんが、私の屋敷に遊びに来てくれた。彼等から私は、紅梅最中(もなか)を、お土産としていただいた。私はお茶を立てて、三人で最中を食べながら談話をした。 「僕かあ、大谷… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第19回 河童が人間に恋をする話Ⅰ

読むのにかかる時間:約44秒

大谷吉継

戦国21年1月16日 「河童は、戦国ぬらりひょんに、妖術をかけられて、悲願の凛々しい人間(男)に変身することができました。戦国ぬらりひょんは、次に、カボチャの駕籠(カゴ)を妖術で出しました。人間になった河童はそれに乗って… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第18回 おしくらまんじゅう

読むのにかかる時間:約1分9秒

大谷吉継

戦国20年12月7日 今日は、小西行長が熊本からここ福井に、私の病のお見舞いを兼ねて遊びに来てくれた。 「大谷の病が重くなくてよかったよ。」と小西は言った。私はありがとうと、キリシタン小西のお土産のクリスマスツリーとやら… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第17回 アライグマの荒さん

読むのにかかる時間:約1分8秒

大谷吉継

戦国20年11月6日 先日、私が趣味でやっている畑が荒らされていた。どうやら、アライグマの仕業のようだった。そこで私は家臣に申しつけて、私の畑を荒らすアライグマを捕獲した。 捕獲したアライグマさん、かわいい~。 私はこの… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第16回 納豆 納豆 常陸国

読むのにかかる時間:約50秒

大谷吉継

戦国20年10月10日 今日は常陸国(ひたちのくに)の佐竹義宣(よしのぶ)殿から、贈り物が届いた。その中身は、ハンセン病を患う私への包帯だった。佐竹くんの手紙を読んでみた。 「この度、我が常陸国(茨城県)では、「DAPP… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第15回 オニヤンマ

読むのにかかる時間:約1分15秒

大谷吉継

戦国20年9月2日 今日は、石田三成が家臣の蒲生郷舎(がもうさといえ)殿を連れて、私の屋敷を訪ねてきた。友人の三成は、ハンセン病を患う私のお見舞いに来てくれたのだった。それはいいんだけど、三成は糸にトンボをくくりつけ、三… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第14回 石田三成の忠義

読むのにかかる時間:約1分26秒

大谷吉継

戦国20年7月31日 石田三成ーーーッ!!! 先日、太閤殿下・秀吉様に送ったお中元を、今日、三成が戦国速達で送り返して来た。私の領国、福井県の職人が、試行錯誤を重ね、5か月間かけて、完成させた、金を散りばめた美しい扇子。… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第13回 コヴァン

読むのにかかる時間:約40秒

大谷吉継

戦国20年6月29日 今日は小西行長が遊びに来てくれた。私は早速、先月石田三成と長束正家殿が送ってくれた、ビトンとたくさん描かれた包帯を巻いて、小西を出迎えた。 「その包帯、ヴィトンの間違え?」と小西が眉間にしわをよせた… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第12回 ビトンの包帯

読むのにかかる時間:約52秒

大谷吉継

戦国20年5月27日 私はハンセン病を患っているので、顔に包帯を巻いている。なんか突然、カッコイイ包帯を巻きたくなった。そこで大坂にいる石田三成に、大坂でカッコイイ包帯があったら、送ってほしいと頼んだ。それが今日、届いた… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第11回 絵文字

読むのにかかる時間:約1分25秒

大谷吉継

戦国20年3月28日 ハンセン病を患っている私は、この絵文字→ を見て以来、なんとなく、自分の城の天守閣は がいいなと思った。 ということを、昨日から私の屋敷に遊びに来ている小西行長に話した。小西は「でもなんかそれ、大谷… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第10回 愛し損ねていた

読むのにかかる時間:約48秒

大谷吉継

戦国20年2月16日 私は、小西行長と高山右近殿と宇喜多秀家さまと明石掃部殿とローマ旅行に行くために、家計簿をつけている。石田三成にお中元としてもらった最新型のそろばんを使って。 私は算術が苦手だったので、最新型のそろば… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第9回 ローマ旅行の旅費

読むのにかかる時間:約1分

大谷吉継

戦国19年11月12日 今日は小西行長と堺の町でショッピングをした。小西と高山右近殿と宇喜多秀家様と明石掃部殿と私とでローマ旅行に行く件について、どのくらい費用がかかるのか小西に尋ねてみた。すると「ああ、お金のことなら、… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第8回 ほこりが積もったそろばん

読むのにかかる時間:約1分8秒

大谷吉継

戦国19年10月12日 今日は、石田三成が、大坂から私のいる福井県に遊びに来た。なかなか夏休みが取れなかったらしく、気付けば雁(ガン)も飛来する季節になっていた。三成は、「あ、そろばん!」と私の屋敷の書院に飾ってある、最… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第7回 私は文明が嫌いです。

読むのにかかる時間:約51秒

大谷吉継

戦国19年8月23日 今日、今頃になって石田三成からお中元が届いた。いつも大坂名物を送ってくれるので、楽しみに包みを開けたら、今年の中身は何故か「そろばん」だった・・・。ご丁寧に直筆の取扱い説明書まで、つけてくれた。ただ… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第6回 ローマに行きませんか。

読むのにかかる時間:約42秒

大谷吉継

戦国19年7月5日 今日、小西行長から文が届いた。「高山右近殿、宇喜多秀家殿、明石掃部殿と一緒にローマに行くことに決めたのだけれど、君も一緒にくるか?石田三成も誘ったのだけど、豊臣政権の行政改革で忙しいとあっさり断られた… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第5回 麦秋(ばくしゅう)

読むのにかかる時間:約53秒

大谷吉継

戦国19年5月28日 5月、麦を収穫する季節になると思い出す。昔、太閤殿下が催したある茶会。名立たる武将が集まった。 回される太閤殿下が立てた茶。しかしみな、飲むフリだけをしていた。ハンセン病の私が最初に口をつけてしまっ… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第4回 桜

読むのにかかる時間:約38秒

大谷吉継

戦国19年3月26日 今日、大坂城から帰ってきた家臣から佐吉(石田三成)からの文を受け取った。「病は最近どうですか。大坂城と私は特に悪いこともなければ、いいこともありません。」という簡単なものだった。しかし桜の花びらが一… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第3回 たまには包帯を外して

読むのにかかる時間:約45秒

大谷吉継

戦国19年2月18日 今日は、佐吉(石田三成)と小西行長と宇喜多秀家さまとで鷹狩に出かけた。4人で会うのはとてもひさしぶりだ。私は、ハンセン病の為、顔にいつも包帯を巻いている。 そんな私を見て、佐吉が「今日は天気がいいし… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第2回 お見合いの日

読むのにかかる時間:約33秒

大谷吉継

戦国19年1月14日 今日は、私の娘と真田幸村くんのお見合いの日である。私と幸村くんのお父さんの昌幸さんも同席した。昌幸さんは私と娘がよく似ていると笑った。 昌幸さんは一見恐そうだったが、意外にキサクな方でほっとした。昌… [続きを読む]

大谷吉継くんの日記:第1回 私の娘にピッタリな男

読むのにかかる時間:約32秒

大谷吉継

戦国18年12月10日 私はハンセン病にかかっている。いつもこの病気に苦しんで、気まで狂いそうになっていた。しかし私には、小さな目標ができた。それは私の娘を、真田幸村に嫁がせることである。 この前、初めて大坂城で真田幸村… [続きを読む]