瞬間!オススメ日記の戦い
天正一八年一一月一九日 「ご注進申し上げ――」 聚楽第にて、子の鶴松と女中たちとに交ざって遊んでいたところ、浅野長吉(ながよし)がやって来た。 「お取込み中でしたか。」 「構わぬ、申せ。」 「はっ。朝鮮使節一行、殿下との… [続きを読む]
慶長三年五月一八日 かつての学び舎であった京の相国寺に書物を借りに京へ行った。数日空けていた播磨のあばら家の途について、私は言葉を失った。 戸は破られ、衣類は裂かれ、僅かな穀物は一つも残されていなかった。今にも崩れそうな… [続きを読む]
最新日記
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