第二部 侍韓流ドラマ

戦国デイズ – 武将たちの日記

大谷吉継くんの日記:第9回 戦国YKK


大谷吉継6月26日

小西行長が私の病のお見舞いに来てくれた。小西が私の机の書きモノを見て

またポエムでも考えているのか。

と言った。

違うよ。戦国YKKについて考えているんだ。

と私は答えた。

何それ。

現代のYKKグループは、Yが山崎拓、Kが加藤紘一と小泉純一郎を指すじゃん?だから戦国も武将のイニシャルを取って、YKKグループを作ったらいいかと思って。

言っている意味がわかんないけど。

「私の考えた戦国YKKは、Yが吉継で私、Kは加藤清正と小西ということになったんだけど、これじゃあ、ただの変態三人グループになっちゃうよね。」

その中でも最も頭おかしいのは大谷な。

「えー、ご近所ドラブルが絶えない清正と小西の方がおかしいよ。私は戦国YKKではなく、三成のいる五奉行の中に入りたかった…」

五奉行なめんなよ!

と小西は叫んで、私が煎じた茶を飲んだ。

「だって三成と一緒に仕事がしたいんだもん。」

と私は小西が持ってきてくれた、ういろうを食べた。

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