大谷吉継くんの日記:第47回 ほっこり祭り2013 信濃のモンスター


大谷吉継戦国25年10月30日

今年も越前の私の屋敷で、ほっこり祭り(ハロウィンのこと)をやることになったけど、みんな仕事が忙しいらしく、遊びに来たのは肥後国の小西行長だけだった。

私はかぼちゃのお化けに扮し、小西は魔法使いに扮し、何故かキムチ鍋でほっこり祭りを二人だけで寂しくお祝いした。

「近頃、大坂界隈で人夫が次々に打ち殺される怪事件、知ってる?」とキムチ鍋から白菜と戦国豆腐を取りながら私は言った。

千人斬りとかいう騒動のことだろ?まだ犯人見つからないの?」と小西はキムチ鍋の肉を食べながら言った。

「ハンセン病である私が犯人扱いされているんだ。」「何で。」「ハンセン病患者は人の血を舐めれば病が癒えるんだって。」「ひどい迷信だな。

「犯人扱いされて正直、心がボッキボキに折れたよ。」「そんじゃあ、大谷がほっこりできるように、俺の魔法でスペシャルゲストを出してやろう。」「は?」

出でよ、信濃のモンスター!

真田昌幸

真田昌幸

と小西が魔法のステッキを振った瞬間、ふすまから真田昌幸さんが出てきた。「ま、昌幸さん?!」と私は腰を抜かした。

大谷吉継よ、しょうもない世間からの誹謗中傷ごときに心がボッキボキに折れるようでは、おまえの娘にうちの幸村はやらんぞ。」と昌幸さんは上から私を見下ろした。

「ごめんなさいごめんなさい、それだけはご勘弁を!」「というか、しょうもない世間からの誹謗中傷より、お化けに扮した今日の昌幸さんの方が怖いかも。

そうじゃろそうじゃろ、しょうもない世間がわしにかなうものか。フォッフォッフォッ!!」と信濃国からわざわざ来てくれた昌幸さんもキムチ鍋を食べ始めた。

心がボッキボキに折れていた私だけど、二人のお陰でとってもほっこりできた。ありがとう、小西と昌幸さん!

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