藤堂高虎くんの日記:第15回 戦国デイズ11周年-転落

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藤堂高虎戦国29年12月1日

アンニョンハセヨ。今日、戦国デイズは開設11周年を迎えました。カムサハムニダ!ありがとー

って何故朝鮮語を使っているんだ。それもこれも働かないで、高野山に一人引きこもって、李舜臣のことばかり考えているせいだろう。

いかん、いかん、これでは国賊だと思われてしまう。とっくか。なんせ水軍将として私は、朝鮮水軍司令官の君に一度だって勝利したことがないのだから。

君と死闘を繰り広げたものの、まだ一度も君と話したことがない。その実、君のこと何も知らない。家族構成も好きな食べ物も何もかも。

 

働かないで、高野山で何もしないで、もっと君のことを知りたいと思っていた。

いいじゃないか。実際的なことばかりで、失恋もしたこともない人間よりマシだろ?

というか、つい最近までの私がこれだった。別に李舜臣に失恋したわけじゃないけど。大いに嫌われていることは間違いないけれど。

高野山の紅葉を眺めながら、朝鮮再出兵にならぬよう祈ってる。

李舜臣だけどもう一度君に逢いたくて。君ともう一度戦いたくて。一度でいい、君に勝ってみたくて。

 

働かないで、高野山に一人引きこもって、ずっとずっと君のことを考えていた。

自分だけが不甲斐なく生きている。

何故そんな勘違いをしてしまったのだろう。

派閥闘争に巻き込まれ、水軍司令官の職をはく奪され、君が朝鮮水軍を追われたことも知らずに――

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