小西行長くんの日記:第45回 清正のおかしな伝染病
11月22日
昨日、隣り近所の加藤清正から戦国おでんのおすそ分けをもらった。おいしくいただき、おすそ分けが入っていた清正の皿を洗っている時、ガシャーン!私は見事に清正の皿を割ってしまった。
ブッコロサレル。とりあえず私は今日、みかん35個を持って熊本城に赴いた。そして清正に皿を割ったことを謝った。
「あの皿と同じの、あと119枚もあるし、かまへんかまへん。」と清正は笑顔で答え、私からのみかん35個を喜んで受け取った。
「おい、ちょっと待て。『かまへんかまへん』って何だ。」俺は固まった。「あ、しもうた。」清正は右手で自分の口をふさいだ。
「俺の大阪弁、うつってんじゃねーよ!気持ちわるッ!」「こっちだって自己嫌悪だわ!というか逆ギレかよ!おまえ、うちの皿割ってんだぞ!」「かまへんかまへん。」「っておまえが言うな!」「おまえも二度と言うなよ!」
ここ熊本に来て、いまだ熊本弁もうまく喋れないのに、大阪弁がうまくなってどうすんだよ、加藤ご近所清正。全く相変わらず馬鹿な男だよ・・・
カテゴリ:小西行長くんの日記 | 2011-11-22 公開
« 福島正則くんの日記:第41回 いつか登りきる熊本城の石垣 後藤又兵衛くんの日記:第48回 明日が見えなくても »
ランダムデイズ
- 加藤清正くんの日記:第31回 散々な時に聴こえてくるゴスペル
- 豊臣秀吉くんの日記:第44回 氏康・綱成の巨大遺産
- 豊臣秀吉くんの日記:第37回 関東の王・北条氏直
- 加藤清正くんの日記:第39回 オランカイの中心で愛を叫ぶ
- 後藤又兵衛くんの日記:第62回 家老死