大谷吉継くんの日記:第54回 忠興元気で留守がいい。


大谷吉継戦国28年11月16日

今年の四月、太閤殿下の命で日本軍は朝鮮に侵攻。

朝鮮奉行の石田三成と私は、日本軍監察のため今年七月に朝鮮に渡った。ちょうどその頃、朝鮮を救うべく明の祖承訓の軍が小西行長籠る平壌城を攻撃。

小西はこれを撃退したが、明の来援は首都ソウルの日本軍と朝鮮奉行に大きな衝撃を与えた。

今後予想される明軍の再来にどう対処すべきか。これを話し合うため、朝鮮奉行は日本全軍をソウルに召集。

ほとんどの大名が集まったが、いまだ朝鮮東北部・咸鏡道に踏ん張る加藤清正と鍋島直茂の姿はなかった。

朝鮮奉行もナメられたもんだな。

と小西行長が苦笑した。

虎兄(とらにい)と鍋島殿もちゃんと呼んだの?仲間外れにしたんじゃないの?

と黒田長政に問われたので、

「呼びましたあー。来なければブッコロスって。」

と私は答えた。すると大名皆のけ反った。

大谷!

と三成が怒った。

だいたい君ら朝鮮奉行は何しに来たの?俺たちを採点するため?感じわるいよ。

「黒田長政マイナス100点。」

ひえええええッ!!

皆から悲鳴が上がった。

大谷!

あの~、すみません。朝鮮奉行さんに質問していいですか。

と細川忠興殿が後ろの席から手を挙げた。

「何?」

細川忠興

細川忠興

先日、本国の妻ガラシャから『亭主元気で留守がいい。』と手紙が来たのですが、私は何と返事をしたらいいでしょうか?

「細川忠興100点。」

うおおおおおッ!!

場がどっと沸いた。

大谷!

すげー、コレなんの会議?

虎兄と鍋島殿、欠席で正解だよ…

そんなことはないでしょ?

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