明智光秀くんの日記:第31回 ジャンケンポン!


明智光秀9月30日

今日、安土城で松永久秀殿は私を見つけて、安土城の食堂でお昼を食べたいと言った。私は松永殿を食堂に連れて行き、「この戦国自販機にお金を入れて、食券を買ってください。」とメニューの頼み方を教えてあげた。

明智、金。」「は?」「今日の俺様、金を持って来なかった。」「・・・・・。」

私は松永殿にお金を貸した。更に食堂の空いている席を見つけ、席を確保してあげた。その隣りで私は、妻のひろ子作の弁当を広げた。

そぼろで光秀命って、すげえな、ひろ子は。」と定食を持って来た松永殿が席についた。「人の女房を呼び捨てですか?松永殿のその定食、おいしそうですね。」「信長オススメのキンカ頭定食。

「信長様も松永殿もいい加減にしてくださいよ。」「何がだよ。いただきまーす、うん、うまいわ。」と松永殿は豪快に食べ始めた。10分後、早食いの松永殿は「ごちそうさま。」と席を立った。

「食器は出口右側に持って行ってくださいね。」「明智、頼んだ。」「いやですよ。」「城持ちの俺様に逆らうのか。」「私だって城持ちです。」「え、いつから?」「結構前から。ジャンケンポン!」「あ、負けた。

松永殿は自分で食器を片づけて、私より先に食堂を出て行かれた。松永殿はジャンケンでいつもパーを出す。おもしろいなーと思いながら、私はひとり、ひろ子が作ってくれた弁当をのんびり味わっていた。

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