明智光秀くんの日記:第30回 不可抗力


明智光秀戦国21年7月29日

将軍・足利義昭様が、織田家と対立している諸国の大名に呼びかけ、また反織田信長包囲網を作っているという。どうして義昭様は、信長様にいちいち盾突くのだろう。

重臣たちが居並ぶ、今日の織田家会議で、義昭様と織田の間を取持つ、折衝役の私は、信長様に厳しくその責任を問われた。「職務怠慢以外の、何ものでもないわッ!」と信長様に、私は蹴りを入れられそうになった時、

やっべ、爪が飛んだ。

と松永久秀殿が、いきなり大きな声を出した。見ると末席の松永殿は爪切りで、自分の足の爪を切っていた。上席の丹羽長秀様は、自分の目の前に飛んできた松永殿の爪を見て、青ざめていた。

会議に呼んでもいない貴様が何故ここにいる。」と信長様は松永殿に向かって、刀を抜いた。「つーか、呼べよ。」と松永殿は立ち上がり帰って行かれた。信長様は刀を鞘におさめ、「織田に光秀より馬鹿がいるとは。」と吐き捨てた。

松永殿、私をピンチから救ってくれたんですね。ありがとうございます。(ただの偶然です。)

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