上杉景勝くんの日記:第26回 私の奥さん


上杉景勝戦国21年7月28日

今日は五大老定例会議があって、前田利家殿、徳川家康殿、毛利輝元殿、宇喜多秀家殿と、わしで、豊臣家の今後について大坂城で話し合った。その後、近くの寺で、このメンバーと恒例の夕食会があった。

今日は食後にスイカが出た。家康殿と秀家殿は、互いの顔面に向けて口から種を飛ばし、火花を散らしていた。輝元殿は箸で一粒、一粒、スイカの種を取っていた。利家殿は「皮と実の境がわからぬ。」と、皮がペラペラになるまでスイカを食べていた。

わしは、スイカの種を皿に並べて「」という文字を作っていた。しかし、あと4粒足りなかったので、メンバーから一粒づつもらって完成させた。「景勝殿の奥さん、菊姫様の「」ですね。」と輝元殿がわしに尋ね、わしはこくりと頷いた。

そういえば、輝元殿の奥さんって誰じゃったかのう。」と利家殿が首をかしげ、「え、独身じゃないの!?」と秀家殿が驚き、「ブスで有名なヒトじゃよ。」と家康殿が言うと、「それは、私の伯父の奥さんです!」と輝元殿が叫んだ。

輝元殿の伯父さんって誰じゃたかのう。」「吉川晃司ですよ!」「元春の方じゃよ、吉川元春!」「それ、わざとですよね?皆さん、わざとですよね?!」と、何やらまた五大老エンドレストークが始まった。

スイカの種を並べて作った、皿の上の「」。これを越後の菊姫まで、崩さず運ぶにはどうしたらよいものか、わしはずっと考えていた。

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