上杉謙信くんの日記:第23回 ほっとけない明智光秀


上杉謙信5月22日

私は今、安土城の門前にいる。そして、明智光秀殿を発見したので、声をかけた。「上杉殿!何でここにいるんですか!」と光秀殿は驚いた。

あなたが今年も、五月病を患っているような気がして心配になり、ここ滋賀県までやって参りました。」と私は説明した。「越後国(新潟県)は留守にしてよいのですか?!」「家臣の宇佐美に任せてきたので大丈夫です。

お恥ずかしながら仰せの通り、私は今年も五月病にかかったようです。信長様のパワハラを思うと、この門をくぐって自分の職場に行くのが苦痛で仕方ありません。」「私にできることは何もありません。しかし困っている光秀殿をほっとくこともできず、会いに来てしまいました。」

とてもびっくりしましたが、心配してくれるヒトがいるというのは、有難いことです。お陰さまで勇気が湧いてきました。」と光秀殿は私に一礼した。そして、安土城の門を力強く、くぐって行った。

その清楚な後ろ姿に、私は逆に勇気をいただいた気がする。これからも自分の信じる正義を貫こう。そんなことを思いながら、前を歩く光秀殿の背中を、私はずっと見つめていた。ここまで来てよかった。

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