伊達政宗くんの日記:第46回 本領発揮!独眼竜政宗


伊達政宗

戦国23年7月1日

おばんでがす~。今日から7月。照りつける太陽の下、今月もおらはとうほぐの復興に全力を注ぐべ。今日はがれきの撤去作業に励むでがす~。

「この倒壊家屋の大黒柱は再利用できそうだから、カズン、あっちさ運んでけろや。あれ?カズンはどこさ行ったべか。」

殿、伊達成実は世界遺産となった平泉で観光ガイドをしたいと、伊達家からまた去って行かれました・・・」と小十郎が低い声で言うと、「あんりゃまあ!」と手伝いに来た岩手の南部信直殿が驚いた。

「それじゃあ先月のおらの感動的な日記がだいなしだべ!」

ズドーーンッ!!

おらは大黒柱を、再利用するがれきの山に向かって投げ飛ばした。「すごい怪力・・・」「しかしカズン殿は先日まで戦国サッカーなどをして、被災地の子供たちのよき遊び相手となっておりましたよ!」と留守政景が明るい口調で言った。

「逆に遊んでもらっていたべ!」「鋭いご指摘。」「だども、一瞬でも伊達家にカズン殿がきゃあて来て(帰って来て)、一番元気になっだのは政宗殿だべ。

「おらはいづも元気だべ!」「痛々しいくらい無理してましたよ。殿の心の支えになるには、私では役不足でしたようで。」と小十郎が笑うと、「それは小十郎殿、私も同じでした。」と留守も一緒に笑った。

そんねごとねえべ。小十郎も留守もそしで信直殿も、かけがえのない存在だべ。それにしでもカズンには、まったぐ困ったもんだべ。おらは苦笑しで、雲ひとつない青空さ見上げた。

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