加藤清正くんの日記:第28回 戦国百姓が選ぶダサイ城

6月14日
全国の戦国百姓が選ぶ名城百選。今年の1位は大坂城、2位が江戸城、3位は佐和山城、そして4位がわしの熊本城であった。
「なんで熊本城が、佐吉の佐和山城なんかに負けなきゃならんのだーーッ!」
「俺の宇土城なんか、戦国百姓が選ぶダサイ城、堂々の第1位だぞ。」
振り向くと、小西ご近所行長が川で釣りをしていた。
「マジで?!おまえはそれでいいのか?!」「よかないけど、理由の多くが、『どうしても小西の宇土城は、清正の熊本城と比べてしまう。』だもん。仕方ないわな。」「熊本城が美しすぎてすまない・・・」
「おまえ本当にムカつくわ。まあいいよ、俺は城で生きているわけじゃないし。自分にとってどうでもいい勝負はあえて負けて、相手に華を持たしてやる。これ、俺の処世術。カッコいいだろ?」
カッコいいっておまえ、戦国百姓が選ぶダサイ城1位に選ばれてんだぞ?!
時々、わしのご近所は誰よりも肝が据わっている思ってしまう。大した武将でもないのに、ライバルには申し分ないと思ってしまうのはどうしてだろう。
カテゴリ:加藤清正くんの日記 | 2011-06-14 公開
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