今川義元くんの日記:第31回 謙信の頭巾をもらう


今川義元 戦国22年3月8日

今日は静岡県にある善得寺に、武田信玄殿と北条氏康殿と私の三人が集まって、第四回三国同盟会議を開催したの。第二回第三回の議事録は、上杉謙信殿の日記の方にあるわ。

「ねえ、なんか変わったと思わない?!」と私が恥じらいながら、二人に聞いてみたの。「あー、なんかシワが増えたかもしれんのう。」と信玄殿が、「というか、また太りました?!」と氏康殿が言ったわ。

「この顔に塗りたくった、おしろいを変えたのよッ!なんなの、この鈍感男二人は!」

ケンカ、いけないと思います!

とまた、庭からいきなり上杉謙信が出てきたわ。すると氏康殿が、頭にかぶっていいた私の長烏帽子(ながえぼし)をいきなり取って、

おまえはそれしか言えんのかーッ!

と、庭にいる上杉謙信に向かって投げつけたの。謙信殿は両手でキャッチして、「義元殿の長烏帽子ゲット!」と叫び、「この烏帽子をお金に換えて、信長の代わりに今月も私が明智光秀殿の残業代をお支払いしようと思います。」って、わからないことを言い始めたわ。

「嗚呼、私の烏帽子が・・・」「お礼に、私の頭巾を差し上げましょう。それでは御免!」と謙信殿は、自分のかぶっていた頭巾を外し、私に投げつけて去って行ったわ。

「あらヤダ。かなりいらないわ。」「というかまた来たのう、上杉謙信。」「よほど、私達の仲間に入りたいようだ、ダハハハ!

いつの間にかこの場が和やかになって、私達はこの後、信玄殿の持ってきてくれたほうとう鍋を三人で、おいしくいただいたわ。

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