上杉謙信くんの日記:第30回 年末年始の上杉軍


上杉謙信戦国21年12月30日

静岡県のここ善得寺に、信玄殿と義元殿と私、氏康が集まって三国同盟会議を開くのは今日で三回目ですね。」「そうね、氏康殿。それにしても信玄殿が持って来てくれた、このほうとう、おいしくて温まるわ。」

そうじゃろう、義元殿。所で、武田の家臣、原虎胤(とらたね)が家出してしまったのじゃよ。どこへ行ってしまったのやら。」「あら大変!」

原虎胤殿なら、うちに来てますけど。」「は?」「あら、北条家にいるの?」「はい。原虎胤殿、信玄殿の朝の出席確認が耐えられず、甲斐を飛び出してきたって言ってました。

そんなことあるわけないじゃろッ!

知りませんよッ!

「ケンカ、いけないと思います!」

それ、上杉謙信のモノマネじゃろ、義元殿。」「ピンポーン!」「私も彼のモノマネできますよ。今日も正義の道を邁進する私であった・・・

二人とも似てるじゃねえか、チクショウ!

と私は善得寺の庭の陰から、三人の前に現れた。「え!うえ・・・上杉謙信?!」

年末年始の上杉軍は31日、1日、2日、3日がお休み。4日から通常通り、戦闘開始。どうぞ皆様方、お正月は、天下無敵の上杉軍に怯えず、楽しんで下され。御免!

と私は彼らの前から立ち去った。「何であいつがまたここに来てるの?!」と後ろから驚く声が聴こえた。

年末年始、彼らがゆっくり疲れが取れるよう、上杉軍の営業日を伝える為に私は今回、善得寺にやって来ただけ。そんな正義の道に、今年の最後も邁進する私であった。

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