加藤清正くんの日記:第17回 隣りの晩御飯


加藤清正戦国21年9月5日

わしは今日、近くの川に釣りをしに出かけた。なかなかお目当ての魚が釣れない。しかし陽が落ちてきたので、釣り道具と釣れた魚を持って家路に向かった。

その途中、隣り近所の小西行長の屋敷からいい匂いがした。するといきなり、おたまを持った戦国エプロン姿の小西が、台所の戸から出て来た。

だから肉じゃがじゃねえ!つてんだろ!

何も言ってねえよ!

とわしは小西に驚いて、固まった。「おいおい、逆ギレかよ。」と小西はため息をついた。「は?コトバの使い方おかしいだろ。」「あ、いけない!弱火にしないと、じゃがいもが型崩れしちゃうわ!」と小西は、台所の戸をバシンと閉めて、自分の家に戻っていった。

もう、こんなヒトの隣りに住むのいやだ・・・と、陽が沈む空を見上げて、わしは涙ぐんだ。

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