上杉景勝くんの日記:第24回 私のムナピー


上杉景勝5月8日

今日は五大老定例会議があって、前田利家殿、徳川家康殿、毛利輝元殿、宇喜多秀家殿と、わしで、豊臣家の今後について大坂城で話し合った。明日も引続き会議がある為、このメンバーと大坂城で寝泊まりすることになった。

奥から、家康殿、秀家殿、わし、輝元殿、利家殿の順に、同じ部屋で横に並んで寝た。皆が寝静まった時「ぐはッ!!!」と家康殿が悲鳴を上げた。秀家殿の片足が、家康殿の腹に直撃したらしい。秀家殿が謝ると「いい年して寝ぞう悪すぎ!」と家康殿は叫んだ。

皆がまた寝静まった時、今度は利家殿の声が聞こえてきた。「輝元殿~、厠に行きませんか~、ひとりじゃ怖いよお~。」「嗚呼うるさい!」と輝元殿は起き上り、利家殿と部屋を出た。二人が厠から戻って来て、皆が再び眠りについた数時間後、夢の中にいたわしは叫んだ。

「ひとの胸毛を笑うな!」

皆、一斉に起きた。「景勝殿!なんなんですか、その寝言は!」と秀家殿が叫んだ。「景勝殿のムナピー(胸毛)は立派じゃから、夢にまで出てくるのじゃろう。」と利家殿が言うと、「胸毛の夢って一体・・・。」と輝元殿が頭を抱えた。「もう朝じゃん!みんなのせいで全く眠れなかったよッ!」と家康殿が叫んだ。部屋には朝焼けの光が、射し込んでおった。

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