後藤又兵衛くんの日記:第51回 だるんだるん長政ファイヤー 


後藤又兵衛戦国25年7月11日

今日は主君の吉兵衛(黒田長政)が、友達の福島正則殿と加藤清正殿を連れて、福岡の千石峡でキャンプして遊ぶ日だ。俺は雑用係としてお供した。

千石峡に到着するなり、彼らはふんどし姿になって、川に飛び込んだ。

俺は一人、米を炊き、野菜を切り、肴をさばき、バーベキューの用意をしていた。

しかし「おい、又兵衛!おまえも特別に川に入ることを許す!」と吉兵衛と言われたので、お言葉に甘えて俺もふんどし姿になり、川に飛び込みんだ。

俺が半刻(約1時間)思い切り泳ぎ、川辺で休んでいると、通りすがりのにょし(女子)の集団から黄色い声が上がった。

キャー!見て見て!あの人、腹筋割れてるよー!」「しかも傷だらけ!」「戦場の傷かな?イカしてるね!

え?何、俺のこと?!俺は驚いた。そしてにょしの集団がいなくなると、「又兵衛、おまえはもう、泳がなくていい。」と吉兵衛に言われた。

後藤又兵衛、黒田長政、福島正則、加藤清正

又兵衛、長政、福島正則、清正

「は?」「さっさと着替えろ。」「何で。」

何でじゃねえよ、ボケッ!腹筋割れてなくて悪かったなッ!関ヶ原が終わって平和な時代がやってきて、いくさがなくなり身体動かす機会が少なくなったんだから、わしの腹がだるんだるんになるのも仕方ないことだろ!

平和ボケとは恐ろしい…」と清正殿が溜息をつき、「わしは腹筋割れてるし、戦場の傷もあるのに何で又兵衛殿だけ…」と福島殿は首をかしげた。

「皆様!そろそろ腹も減ったと思うので、バ、バーベキューにしませんか?!」と俺は慌ててこの流れを無理に変えた。

幸いバーベキューがおいしく出来て、吉兵衛のご機嫌もすぐに直ったが、キャンプに来てもいちいち面倒くせえな、うちのお殿様は。俺は苦笑した。

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