織田信長くんの日記:第30回 戦国ベルマーク
使えない家臣どもとわしが花見をしていたら、上杉謙信から越後より献上の品が届いた。箱を開けたら、戦国ベルマークが一枚だけ入っていた。
うーえーすーぎー謙信ッ!
ヒトにここまで馬鹿にされたのは久しぶりじゃ!「高価な茶器を集めるより、私はベルマーク集めの方が楽しいです。けんしんより」という文も意味がわからん。そんな人間は貴様だけだ!と叫んだら
「信長殿、娘の茶々がベルマークを集めているので、それ、いただいても宜しいでしょうか。」と一緒に花見をしている浅井長政が言った。
すると「うちの娘の玉だってベルマークを集めていますよ!」と光秀が叫んだ。さらに秀吉が「貧乏が染みついているわしは、昔から個人的に集めております。」とベルマークがギッシリ詰まっているビンを懐から出した。そして浅井長政と光秀と秀吉が、上杉謙信からのベルマークの取り合いをし始めた。馬鹿か。敵も味方も退屈な人間ばかりじゃ。
カテゴリ:織田信長くんの日記 | 2009-04-04 公開
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