石田三成くんの日記:第24回 大谷のペットの面倒


石田三成 2月18日

今日は大坂城に友達の大谷吉継が、福井からやって来た。何かと思えば、

今日は私のペットであるアライグマの荒さんのおべべ(服)を買いに大坂に来たんだ。」と大谷は言った。そして迷子になるといけないからと、私に荒さんを預けて、大谷はひとり大坂、堺の町へ出かけて行った。

私は仕方なく荒さんをそばに置き、帳簿を広げ仕事を始めた。仕事に熱中して一時間。気づいたらあれ?荒さんがいない!私は慌てて、荒さんを探しに大坂城を走りまわった。三十分後、太閤殿下の黄金の茶室の前にいる、荒さんを発見した。私は荒さんをそっと抱きかかえた。しかし荒さんは私の腕の中であばれ、私の顔をひっかきまくった。

日が暮れた頃、大谷が大坂城に戻って来た。「荒さん!お待たせー!」と大谷は買ってきた五着のおべべを荒さんに見せ始めた。「あれ三成、顔に包帯なんて巻いちゃってどうしたの。私のコスプレでも始めたの?!」と大谷が私に言った。私は絶句した。包帯の下にある、荒さんのひっかき傷が、ヒリヒリ痛んで仕方ない私であった。

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