伊達政宗くんの日記:第51回 五色水玉模様陣羽織
おばんでがす~。
五郎八(いろは)、都会からおどさ(お父さん)の声が聴こえるが?
おどさは今日も誰よりも目立ちたくて、五色水玉模様陣羽織さ羽織って、とうほぐのど真ん中で敦盛HIPHOP2007を踊っていた。
水玉模様の青は、今日も険しい断崖と衝突する三陸海岸の荒々しい海、緑は穏やかに稲穂が揺れている、どこまでも広がるとうほぐの田園風景。
五郎八、つらい時はおどさの声が聴こえるが?
「伊達政宗は天下を狙うには生まれてくるのが遅すぎた」とか、つまらない世間の声は気にせず、誰よりも自由でいたくでおどさは、敦盛HIPHOP2007を踊っていた。
黄色は、暗闇から何も言わずにおらを照らし続ける月。
赤は本気で天下をつかみ取る情熱、白はこの日記に何一つ嘘は書かないという五郎八との約束-
五郎八、今日もおどさの声が聴こえるが?
おどさは誰よりも夢を諦めたくなくて、始まった夏の太陽の下、お気に入りの五色水玉模様陣羽織さ羽織って、敦盛HIPHOP2007を今日も一人で踊っていたんだべ。
カテゴリ:伊達政宗くんの日記 | 2012-07-02 公開
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