上杉景勝くんの日記:第40回 あの頃の前田利家


上杉景勝戦国24年6月26日

今日は五大老定例会議があった。その後、近くの寺で五大老の家康殿、利家殿、輝元殿、秀家殿、わしとで恒例の夕食会があった。

先日、自宅の押し入れを整理しておったら、こんなもんが出てきおった。」と利家が懐から一枚の戦国写真を取り出した。

見るとそれは、利家殿が派手な化粧をしてかぶいていた十代の時の戦国写真じゃった。「なかなかイケてるじゃろ?

何これ、意味わかんない!」と秀家殿は笑い転げた。「は?」「ジェネレーションギャップしか感じない…」と輝元殿はドン引きした。「え。

何という、ふざけた戦国写真じゃ!これを見てみよ。」と家康殿も懐から一枚取り出した。「これは、わしが30歳くらいの時、武田信玄公といくさして敗北し、逃げ帰る時に武田軍の追撃に恐れおののき大便を漏らしてしまった時の戦国写真じゃ。

前田利家

前田利家

そんな写真持ち歩いてどうするんですか?」「あの時のことを常に反省してたいのじゃよ。」その時、わしは「ダン!!」と机の上を拳で一発叩いた。

何!?景勝殿。」「食事中に家康殿のウンコを漏らした時の戦国写真はないだろ!って言いたいんじゃないですか。」と秀家殿がアジの塩焼きをもぐもぐ食べた。

それもそうだね、ごめんネー景勝殿。」と家康殿は戦国写真を懐にしまった。

こんなに輝いてる十代、今ではなかなか見かけないと思うのじゃが…」と利家殿は、自分の戦国写真をまだ見つめていた。見せる相手を間違えているのじゃよ、とわしは利家殿の肩をぽんぽんと叩いて励ました。

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