北条氏康くんの日記:第24回 人気がない私


北条氏康2月17日

今日は最近、関東でブームになっている今川義元殿が焼く、今川焼を重臣たちと小田原城で試食することになった。

この今川焼を食べると、お肌がつるつるになるみたいですよ。」と私の幼馴染みの北条綱成(つなしげ)は皆に説明した。私は元々がお肌がキレイだから、お肌なんてどうでもいいよ!私が欲しいのは、

私が欲しいのは人気だよッ!もっと目立ちたいんだよッ!そこのあなたも、向こうのみんなも、もっと私に注目してくれ!!!

 

と私は叫んだ。「今日はまた、馬鹿正直すぎます!けれど私の気持ちを代弁されてしまったような気もして、耳が痛いです。」と綱成は言った。そして「私はいつだって北条氏康という男に注目してますよ。」と綱成は笑った。

すぐそばにいる大事な人を忘れて、知らない誰かに認めてもらいたいとかいう、自分は一体なんなんだろう。有名人な義元殿に憧れつつ、大きく深呼吸して、私は今川焼をいただいた。うん、噂通りに少しまずいや。それがなんだか私にはおかしかった。

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