明智光秀くんの日記:第25回 私の友人
私は疲れていたので、今日は戦国有給休暇を取って、仕事を休んだ。すると、明晰な頭脳を持つ、戦国知能指数IQ135の細川藤孝が、私の屋敷に遊びに来てくれた。
「そういえば、君の飼っている鳥、元気か。」と彼は言った。「覚えていてくれてありがとう。しかし、私の雀の奈実陀(なみだ)は先月、鳥かごからあっけなく逃げてしまったんだ。」と私は答えた。
「その前にも、鳴かないナントカという、鳥を君は飼っていなかったか。」「鳴かないホトトギスを飼っていた。けれど、彼は仏様の所に行ってしまった。」
「結構、やる気ないだろ、君。」
と彼は私の立てた茶をすすった。
・・・・・・・・。
時々私は、どうして彼と友達をやっているのか、わからなくなるのだった。
カテゴリ:明智光秀くんの日記 | 2009-01-28 公開
« 真田幸村くんの日記:第17回 戦国ハケン弁当 加藤清正くんの日記:第10回 寿司屋の出前 »
ランダムデイズ
- 毛利秀元くんの日記:第18回 脱走
- 小西行長くんの日記:第63回 指名手配
- 後藤又兵衛くんの日記:第49回 嘘のつけない軍師
- 藤堂高虎くんの日記:第21回 希望をぶっ飛ばして
- 加藤清正くんの日記:第44回 相良長毎