小早川秀秋くんの日記:第14回 賀正と謹賀新年と迎春
12月2日
はああああ!どおしよおおお!僕は今、戦国年賀状を書こうとしているんだけど、あ、出す人は、家臣の松野主馬(しゅめ)ひとりだよ。他に友達というか、年賀状出すひと、いないから。僕、こう見えても、孤独なのね。
で、僕ももう18歳だから、出だしの「明けましておめでとう。」はやめて、来年の年賀状は大人ぽく「賀正」か「謹賀新年」か「迎春」のどれかにしようかと思ってるんだ。でも、賀正と謹賀新年と迎春、どれがいいか、迷っていて、決められない。たとえば賀正を選んで、主馬にセンスねえーな、とか思われたら嫌だし。
でも主馬ご本人に、あなたは賀正と謹賀新年と迎春、どれがいいですかって年賀状出す前に聞いたら、いわゆるネタバレっていうの?!それも主馬にとって、つまらないものになると思うんだ。はあああ、悩みすぎて、だんだん食欲もなくなってきたよ・・・。
カテゴリ:小早川秀秋くんの日記 | 2008-12-02 公開
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