淀殿の日記:第37回 恋は君のために


淀殿4月6日

桜

外を見渡せばもう、桜が散り始めてるなあ。

それにしても。

恋というのは、わらわのように特に志もなく、いつも異性のことで頭がいっぱいなバカ女より、快楽はもはや苦悩を乗り越えた瞬間にしか訪れない気がしている人のためにあると思う。

そう、だから、恋は君の為にある。

わらわよりむしろ、大野治長のためにあるんだ。

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