真田昌幸くんの日記:第32回 本多忠勝と親戚になる大谷吉継
今日の今日の長野県上田の天気は、朝昼:晴れ、夜:曇り、月齢:4.9、今日のわしのラッキージャンケンはパー、ラッキー戦国ドラマは家政府のミタ。
今日もまた大谷吉継が、自分の娘とわしの次男の幸村との縁談を進める為に、上田城にやって来おった。「所で、昌幸さん。」と大谷がわしが立てた茶を飲んだ。「何じゃ。」
「私の娘と幸村くんが結婚したら、幸村くんのお兄さん(真田信之)に嫁いだ小松さんのお父さん、本多忠勝さんとも私は親戚になるってことですよね?」「そこまで遠いと、他人のような気もするがのお。」とわしは柿を食べた。
「おぬしが男の中の男である忠勝殿と親戚になったとして、彼の前でほっこり~!とか抜かしたら間違いなく張り倒されるじゃろうな。」「ひえええ!」と大谷が恐れおののいた瞬間、襖がバーンと開いて
「うちの鍋之助をバカにしてくれるな!」と小松が部屋に入って来た。「鍋之助(本多忠勝)は自分より弱い人間を倒したりはしねえ。」
「え。こう見えて私、いくさにはめちゃくちゃ強いですよ?」「というか小松!自分の実父を幼名で呼ぶとは何事じゃ!」「何がいけないの?」「おかしいじゃろ!」
「武将として完璧な忠勝殿も、娘のしつけは間違えたみたいですね。なんだか私、忠勝殿と親戚になっても仲良くやっていけそうな気がしてきました。ありがとう、小松さん。」「だからうちの鍋之助をバカにしてくれるな!」
嗚呼・・・本多家といい大谷家といい、真田家は頭のおかしい家としか親戚になれんのかのお。フォッフォッフォッフォッ!
カテゴリ:真田昌幸くんの日記 | 2011-11-30 公開
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