伊達政宗くんの日記:第49回 徳川男


伊達政宗

戦国23年10月27日

おばんでがす~。おらは今日も、震災で陥没し穴さ開いてしまった道を直す作業をしでいた。その時、「政宗殿、こんにちは。」と後ろから声がした。振り返ると戦国リュックサックをしょった一人の青年さ立っでいだ。

江戸から戦国ボランティアに来ました、徳川家康が嫡男、秀忠でござる。」「あんや~、秀忠殿。暫く逢わないうちに随分と立派になっで。どこの伊達男かと思ったべ。」

私は伊達男ではない!徳川男だ!」「徳川男!?何この、面白い人!」と近くにいだカズン(伊達成実)が笑い転げた。

何がおかしいんだ!伊達男なんて、いつもチャラチャラしてる政宗殿と一緒にされているみたいで心外だ!」「確がに、いい年しでこんな派手な水玉模様の陣羽織さ着用しでいる武将は、全国でもおらくらいでがす~。」

その時、「おばんでがす~。」と隣り近所の南部信直殿が、南部せんべえさ持っで顔を出しに来だ。「政宗殿、お茶っこしねが。っで誰だべ、このめんごい(かわいい)伊達男は。」「だから私は伊達男ではない、徳川男だ!

あんりゃまあ!徳川男って何だべ。」「こーういう、いけ好かないけど面白い男のことだよ。」「ちっがーう!こういう質実剛健なイケメンのことだ!

今度は自分でイケメン言い始めたべ!それにしても、遠ぐから一人で戦国ボランティアに来でくれて、まんずありがとう、秀忠殿。徳川男とは心優しい男のことだべな。

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