織田信長くんの日記:第39回 信長公、まさかの興奮希望!
わしが本願寺攻めに苦戦している中、こともあろうに味方の荒木村重がわしを裏切りよった。しかも村重を説得しに行った秀吉配下の黒田官兵衛が、村重の城に閉じ込められよった。
織田家中一同、官兵衛を心配している中、末席に坐す松永久秀が、「そんなことより、本が売れない・・・。」と口を開いた。
「俺様の待望の男女の契りの指南書第二弾が、何故一冊も売れないんだ!」「二巻もいらないし!」秀吉が絶句した。
「わしが最初に買ってやってもよいぞ。」とわしが松永に言った瞬間、天から突然、どしゃぶりの雨が降ってきた。「信長さまがまさか、松永さまに手を差し伸べるとは!」
「天も驚いてんぞ。」「第一弾はなかなかであった。」「マジかよ!?」「しかし第二弾が・・・」わしは刀を静かに抜いた。「第一弾以上に興奮できなかったらコロす。」
刀の先端が松永の喉仏の前で鋭く光った。松永は薄っすら笑みを浮かべ、「望む所よ。」と突きつけられた刀はそのままで、懐から第二弾を取り出した。
「やっぱ、おじちゃん(信長)とキモいおじちゃん(久秀)は今日も最高にクールだね!」
と明智光秀の娘の玉が、わしと松永の周りを飛び跳ねた。「全然クールじゃないし!信長さまああ!そんなことより官兵衛を助けてくだされええ!」
「であるか。」とわしは松永に1,570円払って、男女の契りの指南書第二弾を受け取った。あ、そなた、帰蝶には内緒であるぞ。
カテゴリ:織田信長くんの日記 | 2011-10-21 公開
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