小西行長くんの日記:第6回 夢が叶った後先
4月11日
花が散って、寂しくなった桜の木のように、私の心はぽっかり穴が空いてしまった。若い頃はただひたすら戦国武将になりたくて、寝るのもおしいくらい、毎日一生懸命生きていた。
そして戦国武将になって、戦国大名までなったのに、何度も私を襲うこの空しさはなんだろう。もう一度、一生懸命生きることは叶わないのだろうか。どうすれば、生きている実感を持てるのだろうか。私は考えていた。
カテゴリ:小西行長くんの日記 | 2007-04-11 公開
« 上杉景勝くんの日記:第4回 親しくない間柄ほど 上杉謙信くんの日記:第4回 洛中洛外図屏風届く »
ランダムデイズ
- 藤堂高虎くんの日記:第4回 準備しない救世主・脇坂安治現る
- 織田信長くんの日記:第43回 安土城の襖絵
- 李舜臣くんの日記:第7回 だからどうした閑山島海戦
- 李舜臣くんの日記:第4回 謹賀新年2016
- 毛利秀元くんの日記:第2回 宇喜多秀家からの宣戦布告