伊達政宗くんの日記:第39回 政宗の大きな忘れ物


伊達政宗10月7日

おばんでがす~。今日は大坂城の石田三成殿から、おら宛てに荷物さ届いだ。荷物の中身は、大きな金箔の十字の柱と三成殿の手紙でがす~。

前略 政宗殿。あなたは以前、私利私欲の為に、葛西大崎の一揆を扇動しましたね。

そして太閤殿下の怒りを買ったあなたは、この金箔の十字の柱を担いで上洛、謝罪しに来ました。「おらをどうぞこの十字で磔(はりつけ)にしてけろ」と。

その意味不明なパフォーマンスが何故か気に入った殿下は、あなたをお許しになった。

そしてあなたは、何事もなかったように東北にお帰りになられた。しかしちょっと待った。この金箔の十字の柱、お忘れ物です。

どうしたらこんな大きな物を忘れて帰れるのですか。それともわざとですか。どちらにせよ、大坂城に置くにも邪魔で仕方ないのでお返し致します。やっぱりあなたは正真正銘の、

馬鹿でしょう?馬鹿でしょう?大馬鹿でしょう?!

乱筆乱文ご容赦。草々 政宗殿へ。三成より。

あんや~!面白い手紙と、おらが一生懸命作っだ金箔の十字さ捨てずに返しでくれで、三成殿まんず、ありがとでがした~。優しいべな。

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