北条氏康くんの日記:第32回 原虎胤が武田家に帰る理由


北条氏康 戦国22年4月6日

「北条家での生活には慣れましたか。

早朝、小田原城の馬屋で私は、自分の馬の手入れをしている原虎胤(とらたね)殿を見つけて、声をかけた。彼は、武田家の猛将なのだが、信玄殿のヘンな出席確認が耐えられなくなり、去年、武田家を飛び出し、北条家にやって来たのだ。

はい。治世よく、家臣団の結束も固い北条家に、関心させられる毎日です。」「またまた~原殿ったら!ウフ。」

しかし北条家には、水洗式トイレがひとつもありません。

は?!」

我が殿、信玄公は、いつも水洗式トイレで用を足しております。ドッスン便所しかない、ここ小田原城にわしはある意味、カルチャーショックを受けました。そんなわけで、武田家に帰りたくなりました。

「ダメダメ、帰しませんよッ!」「原殿がいなくなるのは寂しいですが、無理に引きとめてどうするんですか。」振返ると、いつの間にか綱成がいて、自分の馬に餌をやっていた。「帰りたい。」「駄目。」「氏康様!

というか水洗式トイレなんて、見たことも聞いたこともないんだけど。そんなにいいもん?!

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