上杉景勝くんの日記:第29回 資格や肩書き


上杉景勝戦国21年11月24日

今日は五大老定例会議があった。その後、近くの寺で五大老の家康殿、利家殿、輝元殿、秀家殿、わしとで恒例の夕食会があった。皆で戦国おでんを食べ終え、みかんを食べている時、

先日、上杉景勝通訳士の試験を受験したのだが、不合格じゃった。」と利家殿が溜息をついた。「わざわざ越後まで行って、受験したのですか?」と秀家殿が驚いた。「資格といえば、わしは戦国薬剤師の資格を持っている。」と家康殿がお茶をすすった。

私はキャッスルインテリアデザイナーの資格を持ってます。」と輝元殿が誇らしげに言った。「あるある。そういう名前だけ立派な資格が。」「失礼な。私に城のインテリア任したらすごいですよ。」「私なんか、恋愛1級ですよ。」「うん。秀家殿らしい頭の悪そうな資格じゃな。

家康殿!恋愛1級は、恋愛中毒武将・細川忠興殿が主催している社会的信頼性のある資格ですよ?」「アホくさ。」「景勝殿は、何か資格持っているのですか?

わしは資格は何も持っていないので、首を横に振った。

景勝殿が、景勝通訳士を受験すれば合格ですよね?」「直江兼続曰く、本人が気付いてないクセなども問うので、景勝殿も合格は難しいらしい。」「今週の天地人・最終回もつまらなかったくせに、かねたんは相変わらず偉そうじゃの。

わしは拳でドン!と床を叩いた。

えーと、この合図は利家殿、何でしたっけ?」「かねたんの悪口を言うな、じゃよ。」「そうでしたっけ!?」「試験不合格だった人間の言うことは信用ならん。」「しどい!」と利家殿は大きく口を開けて絶句した。

自分の価値くらい、自分で測れる。だからわしは生涯、資格や肩書はいらない。って五大老って自慢にもならない肩書か。

嗚呼、恥ずかしい。

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