織田信長くんの日記:第42回 サンタクロース・織田信長

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織田信長戦国25年12月20日

わしが安土城の最上階で葡萄酒を飲んでくつろいでいる所に、明智光秀の娘・玉がやって来た。そして、

おじちゃん、クリスマスに玉にリラ勝家ックマ、プレゼントして!

とわしの足にまとわりついた。「パパに買ってもらえ。」とわしは断った。「パパには戦国シルバニアファミリー頼んだからもうムリ。

「じゃあ諦めろ。わしは今月、茶器を購入しすぎて金欠なのだ。」「じゃあ、玉のお婿さんになって。」「ぜってえイヤだ。」とわしは葡萄酒を飲み干した。

う、う、うえええええん!冗談で言ってみただけなのに、オンナのプライドまで傷つけられたよおおッ!!

と玉が泣き叫んだ。その時、室町将軍・足利義昭がやって来て

こんな小さい女の子泣かして、アンタって本当、サイテーな男。

とわしに一瞥(いちべつ)を与えた。「これは公方様、何用ですか?」

アンタにクリスマスプレゼントとして、白馬を買ってもらおうと思って。

「は?」

とわしが言葉を失ったその時、今度は松永久秀がやって来て、

おい、信長!クリスマスプレゼントとして俺様は、ほっぺでいいから帰蝶のキッスが欲しいッ!

と目を輝かして叫んだ。

織田信長、足利義昭、明智玉、松永久秀「おまえら三人とも巫山戯(ふざけ)んな!」

とわしは刀を抜いた。と同時に天から雪がチラチラと降り出した。

わしはサンタクロースじゃねえんだよッ!

ええッ!違うの。」「ウソでしょ!?」「それじゃあ今日からサンタになってしまえばいい。

なれるわけないだろ。わしがなりたのはサンタクロースではなく天下人。天下人なのだから。

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