加藤清正くんの日記:第18回 歯磨き粉貸して×2


加藤清正戦国21年10月11日

昨夜、わしが眠りについた頃、屋敷の門を強く叩く音が聞こえた。門を開けると、隣り近所の小西行長が立っていた。

歯磨き粉、貸して。

と戦国パジャマ姿の小西は言った。わしは溜息をついて、小西に歯磨き粉を貸した。小西はその場で、持ってきた自分の戦国歯ブラシに歯磨き粉をつけた。「助かった。自分ちの歯磨き粉、きらしちゃって。これで歯を磨いて眠れる。」と小西は、歯磨き粉をわしに返して帰って行った。

そして今朝。また、うちの門を強く叩く音が聞こえた。ぐっすりと眠っていたわしは起き上がり、門を開けた。小西行長が立っていた。

歯磨き粉、貸して。

「また?!」

朝も歯を磨くに決まってんだろ!早く貸してくんないと、今日の朝、南蛮寺で行われる日曜のミサに、俺は遅刻してしまう!

知るかよ。人の睡眠を妨害するご近所、小西行長。負けるな、わし!

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