上杉景勝くんの日記:第27回 五大老選抜総選挙


上杉景勝8月31日

今日は五大老定例会議があって、前田利家殿、徳川家康殿、毛利輝元殿、宇喜多秀家殿と、わしで、豊臣家の今後について大坂城で話し合った。その後、近くの寺で、このメンバーと恒例の夕食会があった。

選挙かあ・・・。五大老も、侍や農民の皆さんからの票で決定することになったら、自分、当選する自身がありません。」と輝元殿がため息をついた。

自己分析がよくできてるんじゃな。」と家康殿が味噌汁をすすった。「謙遜で言ったんです。」と輝元殿が絶句した。「わしは、当選すると思う。」と利家殿が笑みを浮かべると、「利家殿って当り障らずで、大きな改革やらなそう。」と納豆をかき混ぜながら、秀家殿が言った。

やらんよ。」「秀家殿は、おなごから多くの票、獲得しそうで、いいな。」「財政難は、岡山城だけで充分です。」「!!!」「それにしても景勝殿は、しゃべらないから、選挙前演説ができませんね。

家臣の直江兼続が、代わりに演説してくれるじゃろう。」「それ、騒音公害じゃよ。」と家康殿が言ったので、わしは拳でドンと床を叩いた。すると、利家殿が本をめくりだした。「えーと、景勝殿が、拳で床を叩く時の意味は・・・かねたんの悪口を言うな!の意味じゃ。

利家殿、なんです、その本。」「上杉景勝通訳士のテキスト本で、二千三百円じゃよ。」「高ッ!」「超いらない、みたいなー。」「いや、これが結構、面白いんじゃよ。

そう、これが結構、面白いんじゃよ。高いけど。

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