上杉景勝くんの日記:第43回 石田派と浅野派


上杉景勝戦国26年6月26日

今日は大坂城で五大老定例会議があった。その後、近くの寺で五大老の家康殿、利家殿、輝元殿、秀家殿、わしとで恒例の夕食会があった。

皆で戦国つけ麺を食べている時に、輝元殿が「所で皆さん、人参、いりませんか?」と五大老の皆に人参を配り始めた。

これは立派な人参、ありがたう。でもどうしたのじゃ。」と利家殿が箸を休めて尋ねた。

安芸国で取れた人参で、季節外れで珍しかったので、太閤殿下に差上げようと大坂城まで持ってきたのですが、五奉行の石田三成に季節外れの食べ物は体によくないからと断られてしまって…」と輝元殿は苦笑いをした。

さすがは三成♥いい仕事してるなー」と秀家殿は感心した。

何がさすがは三成♥じゃ。だいたい輝元殿は何でわざわざ三成を通すの?!」と家康殿は呆れて、「ズズッ」とつけ麺をすすった。

石田三成と浅野長政

石田三成と浅野長政

三成を通さなくてもいいのは、家康殿と利家殿くらいです。

いくら今の三成の権勢がすごいからと言ってそんな法はないじゃろ。」「そうじゃよ。だいたい五奉行のリーダーは浅野長政じゃよ?みんな、浅野くんのこと忘れてない?

三成もよう頑張っておるが、浅野はあれでなかなか見所のある男じゃよ。のお、景勝殿?」と利家殿に聴かれ、わしはコクリと頷いた。

え!確認ですが景勝殿は石田派ですよね?」「デキる男は浅野派じゃよ。ねえ、景勝殿?

う、ううっ!どっちでもいいような気がするが、石田三成と浅野リーダー、この殿下の側近である二人、どちらにつけばいいのか、わしを含め諸大名たちを時に結構悩ませる問題なのであった。

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