上杉謙信くんの日記:第26回 いつの日か四国同盟


上杉謙信8月25日

私は早朝から、とある寺の掃除をしていた。廊下の雑巾がけが終え、植木の手入れをしていた時、寺の入口の方から、声が聞こえてきた。

見れば武田信玄、北条氏康、今川義元の三人だった。それは有名武将が、ひとつの寺に集結するという、前代未聞の奇跡であった。

越後に侵攻したい武田、関東支配に専念したい北条、織田と対立している今川。武田、北条、今川は、三国間での争いをやめ、同盟を結び、互いを助け合うことに決めた。この情報を一カ月前にキャッチした私は、三人の絆に感動した。そして同盟が結ばれる本日、気持ちよく事が運ぶよう、私は彼らの為にこの寺(善得寺)を掃除したのである。

義元殿の今川焼を食べながら、寺の一室で談話する、信玄、氏康、義元殿。私は植木の影から、その様子を見つめていた。すごい楽しそう。仲間はずれにされた私はそれでも、自分の信じる正義の道を今日も突き進んだ。いつか彼らが私を迎え入れ、三国同盟から四国同盟になる日を夢見ながら・・・。

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