小早川秀秋くんの日記:第18回 キンゴハツヨイ


小早川秀秋
戦国21年5月26日

大人は見えない、しゃかりコロンブスと朝食を食べていたら、彼はこれから旅に出ると言い出した。ひとりぼっちの弱い僕をもう、おいていかないでと、僕は引き止めた。

シロクジチュウ、サマザマナ、ツウシンシュダンヲ、ツカッテ、ダレカト、ツナガッテイナイト、キガスマナイ、ゲンダイジンヨリ、ハルカニ、キンゴハ、ツヨイ。

コドクハ、ワルイコトデハ、アリマセン。マタ、キンゴニ、アイニキマス。

そう言って彼は僕から去って行った。別れ際、ハチマキを彼にもらった。パラダイス銀河的スターは、頭には兜ではなく、ハチマキをして、ローラースケートで夢に向かって走るものだと、教えてくれた。

意味がサッパリわからなかっけど、このハチマキだけが、僕のお守りだ。ひとりぼっちの自分と向き合う為の、僕のお守りだ。

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