小西行長くんの日記:第1回 止まない雨
12月18日
太閤殿下は朝鮮で合戦してこいとか言い出すし、隣国の加藤清正とは全くうまくいってないし、何もかもがうんざり。自分には戦国武将稼業が合ってない。
今更そんなことを思ってしまう。かといって他にやりたいこともない。商人に戻る勇気もない。太閤殿下でもない、清正でもない、半端な自分に対して一番いら立っているのかもしれない。外は止まない雨が降っていた。
カテゴリ:小西行長くんの日記 | 2006-12-18 公開
« 小早川秀秋くんの日記:第1回 筆、墨、文鎮 後藤又兵衛くんの日記:第2回 あくまでインテリな長政 »
ランダムデイズ
- 小西行長くんの日記:第59回 登りつめれば
- 伊達政宗くんの日記:第54回 政宗の大事な忘れ物
- 毛利秀元くんの日記:第7回 浅野幸長くんと両班侍の僕
- 加藤清正くんの日記:第42回 義兵将・鄭文孚(チョンムンブ)
- 徳川家康くんの日記:第36回 白河の関も越えられる