小早川秀秋くんの日記:第1回 筆、墨、文鎮
12月15日
僕は家臣に書状を書こうと思うのだけど、こっちの大きい筆で書こうか、いつも使い慣れている細い筆で書こうか悩んでいる。悩んでから、かれこれ2時間経ってしまった。悩み疲れてしまった。
決断するってなんて難しいんだろう。たかが家臣、されど家臣。たかが筆、されど筆、なのだ。筆を選んだら、次はすずりを選ばなきゃいけいないし、その次に、墨のすり具合も検討しなくちゃいけないし、文鎮も選ばなきゃいけないし、気が遠くなりそうだ。
カテゴリ:小早川秀秋くんの日記 | 2006-12-15 公開
« 松永久秀くんの日記:第2回 ファッション対決 小西行長くんの日記:第1回 止まない雨 »
ランダムデイズ
- 大谷吉継くんの日記:第29回 小西行長と沈惟敬の危険な和平プロジェクト
- 李舜臣くんの日記:第18回 元均からの新年の挨拶
- 藤原惺窩くんの日記:第21回 出逢い
- 豊臣秀吉くんの日記:第34回 ジリジリ
- 毛利秀元くんの日記:第19回 ソヨン