加藤清正くんの日記:第13回 高山五月人形右近


加藤清正戦国21年5月4日

今日は小西ご近所行長が、先日おすそ分けした煮物の器を、珍しくうちまで返しに来た。その時小西は、うちの玄関に飾っている五月人形にを見て言った。

蛇の目紋が入っている長烏帽子の兜・・・この五月人形、もしかして清正ご本人をかたどったものじゃない?!」「いかにも。」とわしは答えた。

意外とナルシストなのね。なんかすごい悪いもの見た気がする。」「五月人形・加藤清正、猛々しく華々しいではないか!それでは聞くが、小西のうちの五月人形は誰だ!どこの武将だ!」

高山右近だよ。

と小西は真顔で言った。「え。首から十字架をぶらさげてる、お前と同じキリシタンの高山殿が五月人形になっているのか?!」「イエス!うちの五月人形・高山右近、今から見に来るか?結構いいぞ。

「いや・・・あんまり見たくない。」「相変わらず意気地がないな。じゃ、またな。」と小西は帰って行った。どうしてわざわざ五月人形を高山右近にしなくてはいけないのだろう。いくら高山殿が自分の友達とはいえ、小西のやることはわからん。

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