真田昌幸くんの日記：第22回　信之の生命線

３月１８日

今日の長野県上田の天気は、朝と昼は晴れ。夜は曇り。

屋敷で猫と一緒に昼寝をしていた時、隣りの部屋から息子の信之の叫び声が聞こえた。

「私の生命線がまた伸びている！手を通り越して、腕の方まで生命線が伸びている！気持ちわるいよおおお！」

うるさいのお。信之は九十過ぎまで生きるつもりかなのか。欲深いのお。まあよい。この際、戦国武将イチ長生きするがいいわ！しかし生命線が伸びたと度々叫んでは、わしの昼寝をその度に、邪魔するのやめてほしいのお・・・。