小西行長くんの日記:第23回 今日は隣りじゃない!


小西行長戦国21年3月11日

今日は大坂城で茶会があり、主に九州の大名らが太閤殿下に招かれ、私も出席した。新しく作ったという殿下の茶室には、殿下のお姿はまだなかったが、九州の大名らは、ほとんど集まっていて、皆、静かに座っていた。

加藤清正が一番端に座していた。その隣りに福岡県の毛利勝信(かつのぶ)殿が座した。私は清正から離れた席を選び、両隣りに座す九州の大名に挨拶をした。清正と私、熊本から離れこんな所までも、隣り同士でなくてよかった。

とか思っていたら、大分県の黒田長政殿がどかどかと茶室に入ってきた。「清正殿、お久しぶりじゃ!」と長政殿は清正に大声で挨拶した。「長政殿は相変わらず、元気いっぱいじゃのお!」と清正が笑った。次に長政殿は毛利勝信殿に目を向けた。そして

隣りの小西行長殿も、お久しぶりじゃ!

と勝信殿の肩をバッシーンと叩いて笑った。清正と勝信殿は意味がわからず、固まってしまった。清正の隣りにいる人間→いつでもどこでも小西行長っていう思考回路、おかしいだろ、長政殿。せっかく、清正の隣りに座らずに済んだかと思えば、このザマか。

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