上杉景勝くんの日記:第22回 雛祭り


上杉景勝戦国21年3月2日

今日は五大老定例会議があって、前田利家殿、徳川家康殿、毛利輝元殿、宇喜多秀家殿と、わしで、豊臣家の今後について大坂城で話し合った。その後、近くの寺で、このメンバーと恒例の夕食会があった。

明日は桃の節句。わしは孫娘の千姫に、11段のひな壇を今年はプレゼントしちゃったわい!」と家康殿が言った。

ほほほ!たったの11段!秀家殿に嫁いだわしの娘、豪姫は17段のひな壇を持ってるわい。わしが数年前にプレゼントした。」と利家殿が言った。「豪姫はひな壇17段全てを組立てるのが面倒だと、毎年3段だけ組み立てています。彼女は、もう大人ですし。」秀家殿は言った。輝元殿は笑い転げた。

上杉家のひな壇は何段じゃ?!」と利家殿は慌てて、わしに聞いてきた。わしはちらし寿司を食べていた箸を置いた。そして尻をしっかり床につけ、皆に向けて両手両足をパーにし、伸ばした。

指の数、計二十本・・・ひな壇は二十段ということでしょうか。」と秀家殿が眉間にしわを寄せた。わしはこくりとうなずいた。「景勝殿、その態勢つらくないですか?!」と輝元殿が言った。わしは、こくりとうなずいた。「口を開かない、その意地って何なの?!」と家康殿は青ざめた。利家殿は、上杉のひな壇は二十段か、負けた・・・とうなだれた。

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