上杉景勝くんの日記:第20回 お正月の忘れもの


上杉景勝戦国21年1月6日

今日は今年度最初の、五大老定例会議があって、前田利家殿、徳川家康殿、毛利輝元殿、宇喜多秀家殿と、わしで、豊臣家の今後について大坂城で話し合った。その後、近くの寺で、このメンバーと恒例の夕食会があった。

食事には雑煮が出た。「この雑煮には、ハマグリが、入ってない!」と秀家殿が叫んだ。「餅が、丸い!餅は四角じゃないと駄目じゃ!」と家康殿は怒った。

いや、そんなことより、ブリが入ってないですよ。」と輝元殿が言った。「わしは、おいしければなんでもよい。野菜もたくさん入っていて、あったまるわ。」と利家殿は満足そうに雑煮を食べた。わしは立ち上がり、部屋を出た。

10分後、部屋に戻ってくると、皆、雑煮をきれいに食べ終え、おせち料理を食べていた。そして話題は、太閤殿下のご嫡子、豊臣秀頼様にお年玉をいくら渡したか、に切り替わっていた。わしは、寺の台所から借りてきた、醤油をどばどば自分の雑煮に入れた。雑煮の味付けは、すまし汁でなく、醤油でないといかん。

あ、秀頼様に越後から、お年玉持ってくるの忘れてた。

むしゃむしゃ、ごくごく、ずずず。むしゃむしゃ・・・正月は雑煮に限るわ。

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