真田幸村くんの日記:第15回 働くということ


真田幸村戦国20年11月28日

今日は、大坂城の庭で、盛親先生(長宗我部盛親)とランチした。「この季節になると、有名大名は決まったように、今年も充実していた、来年もよい年にしたいと、毎年挨拶代りに言う。おまえら毎年充実してどうすんだよと、私なんかは思う。」と盛親先生は言った。

そして、「人生はそんなに充実してなければならないのか。不毛であってはいけないのか。」と盛親先生はつぶやいた。

「私は戦国ハケンになって、今年は誰でもできる単純な作業ばかり、この大坂城でやっていました。私は不毛だったのかもしれません。」と私は箸を休めた。

誰にでもできる仕事を懸命にやることこそ、尊いことはないさ。それは、特別な仕事に従事する、ご立派な人間よりも遥か上をゆく。真田幸村は、いつか前代未聞の武将になるさ。」と盛親先生は言った。「私もそう思います。」と私が言うと「冗談だよ。」と盛親先生は笑った。

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