上杉景勝くんの日記:第18回 ムナピーの歌


上杉景勝戦国20年11月5日

今月も五大老定例会議があって、前田利家殿、徳川家康殿、毛利輝元殿、宇喜多秀家殿と、わしで、豊臣家の今後について大坂城で話し合った。その後、近くの寺で、このメンバーと恒例の夕食会があった。

景勝殿って、生まれてから一度も笑ったことがないって、本当ですか。」と秀家殿が食事をしながら、わしに聞いてきた。「そういえば、笑った所を見たことがない。」と利家殿が言った。「じゃあ、今日、みんなでギャグ言って、景勝殿を笑わしてみましょうよ。」と輝元殿が言った。「では、わしがモノマネをしてやろう。」と家康殿が言った。

ご恩と奉公を忘れたかッ!

そう、家康殿が叫ぶと静まりかえった。「今の誰のマネですか。」と秀家殿が首をかしげた。「北条政子の演説じゃありませんか?超ー似てる!似てます!」と輝元殿が笑いはじめた。「似てるって、北条政子を見たこともないのに、輝元殿、おかしいですよ。」と秀家殿が言った。

私もモノマネします。」と言って秀家殿は、「あーまた、体脂肪率上がっちゃった、みたいな?」と言った。「あ、それ家康殿ですね!それじゃあ私も家康殿でいきます。」と輝元殿はのどの調子をととのえてから、「はろ~!みんな大好き家康公だよー!」と言った。

うわあ、うざい所がそっくりー!」と秀家殿は笑い転げた。家康殿の顔が、どんどん引きつっていくのを見て、慌てた利家殿が、「それではわしが最後に、ポニョの替え歌をやったるわ!」と挙手した。

もーしゃ、もしゃ、もしゃ、越後の子、胸毛が素敵な、男の子♪

全くおもしろくないけれど、わしの自慢のムナピー(胸毛)を歌ってくれた利家殿、かたじけない。この歌、もらっておこう。というか終始、笑えない、ただ寒さを感じる夕食会あった。

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