石田三成くんの日記:第20回 永遠でない太閤


石田三成 戦国20年11月1日

人気が出ると叩かれる。出る杭は打たれる。それは私の宿命だから、昨日の日記で黒田官兵衛殿に、何を言われようが痛くもかゆくもない。だけれども、荒木村重って、誰ですか。今の私には思い出す心の余裕がない。

それは太閤秀吉様の体調がこの頃悪いからだ。永遠の豊臣家。永遠などどこにもないくらい私にはわかっている。この世の全てには、いつか終りがくる。秀吉様がこの世からいなくなった瞬間、私はどうしたらいいのかわからないだろう。いつか秀吉様が亡くなることを覚悟をしているようで、実はしていない。何も考えてない。そんな弱い私を、次の天下を狙う徳川家康殿に既に見透かされているような気がしてならない。

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