伊達政宗くんの日記:第16回 ひょうずん語の家康殿


伊達政宗戦国20年10月27日

おばんでがす~。今日は徳川家康殿から手紙さ来た。

政宗殿お元気ですか。先日はうちの井伊直政が、貴殿のお屋敷にて、大変お世話になりました。直政はすっかり北の国が気に入ったようです。政宗殿も、近いうちに是非わしのいる東の国に遊びに来てください。しかしその時は、通訳を連れて来てください。政宗殿のことばは、時々何言ってるのかわからないので。よろしくです。いえやす

そうが。おらの東北弁を、ひょうずんご(標準語)に通訳してくれる者を連れて、今度は東の国さ行かなければ。家康殿のおらのことばっこさ、ちゃんと聞き取りたい、という気持ち、まんずまんず(ありがとう)。でもおらは、東の国のことばの通訳はいらねえ。おらもひょうずんごさ喋る家康殿のことばは、半分も理解できねえ。でも特に理解したぐもねえがら、おらの方では通訳はいらねえでがす~。

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